|
「紅」(くれない)は、日本のロックバンド・X(後のX JAPAN) が1989年9月1日にリリースした3作目のシングル。メジャー1作目のシングルでもある。 メジャー・デビューアルバム『BLUE BLOOD』からのリカット。1989年日本有線大賞の最優秀新人賞受賞曲。また1992年のNHK紅白歌合戦でも演奏された。ファンによる人気投票で収録曲が決められたベスト・アルバム『X JAPAN BEST 〜FAN'S SELECTION〜』では「紅」が1位を獲得した。 カップリングには1989年の日比谷野外音楽堂で演奏した、T・レックスの「20センチュリー・ボーイ」のカバー・バージョンを収録している。 == 解説 == 2作目のアルバム『BLUE BLOOD』収録のアレンジから前奏のストリングスの部分がカットされ、HIDEによる静かなアルペジオのオープニングから激しいメタル調へ展開する。曲の終了後には1989年6月10日の日比谷野外音楽堂でのライブ・バージョンが収録されている。 インディーズ時代から度重なるリメイクを経て一時期はボツ曲扱いとなってしまうが、HIDEとTAIJIがリメイクし、現在のメロディーが出来上がった。インディーズ盤に収録されているものまでは「何かに追われるよう」に当たる部分のメロディーの最後を上げていたが、メジャー盤以降のアレンジでは現在の歌いまわしに変わっている。 音楽雑誌『ロッキンf』(1988年6月号)に「紅 (Original Japanese Version)」を収録したソノシートが付録としてつけられた。このバージョンは、イントロのアルペジオ部がYOSHIKIによるピアノになっているほか、歌詞は『VANISHING VISION』に収録されている英語版の「KURENAI」と本作の日本語版を混ぜ合わせたような形となっている。また、サビの歌詞が「なぐさめるやつらは」になっている(他の版では「なぐさめるやつは」)。2014年現在、CD化はされていない。 再結成後にリリースされた「I.V.」には、この曲の歌詞の「俺が見えないのか すぐそばにいるのに」の部分を「Can't you see me standing right here?」と英訳したものが使用されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「紅 (Xの曲)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|